千葉県議会 2023-02-01 令和5年2月定例会 発議案
記 1.配合飼料価格安定制度を安定的に運用するため、異常補填基金及び通常補填基金が 枯渇することがないよう十分な財源を確保すること。また、長期間にわたる配合飼料 価格の高止まりに対応し、生産者が十分な補填金を得られるよう制度の抜本的見直し を行うこと。
記 1.配合飼料価格安定制度を安定的に運用するため、異常補填基金及び通常補填基金が 枯渇することがないよう十分な財源を確保すること。また、長期間にわたる配合飼料 価格の高止まりに対応し、生産者が十分な補填金を得られるよう制度の抜本的見直し を行うこと。
輸入農作物については、今後も確保が厳しい状況が続くと予想される中で、国産への切替えをどのように進めていくのか、また、燃油等高騰対策の中で、畜産の配合飼料への対策はどのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、輸入農作物の国産への切替えについては、国、県の事業を活用して技術導入等を図りながら、国内産の生産拡大、安定供給等に向けて取り組んでいく、また、配合飼料の高騰については、国では、価格安定制度の異常補填基金
政府においては、昨年9月、異常補填の発動基準の引き下げや異常補填から通常補填への無利子貸付け等を行う配合飼料価格高騰対策及び11月には、異常補填基金への積み増し等の飼料価格高騰等への緊急対応など、価格高騰に対処すべく施策を講じているが、配合飼料価格安定制度による補填をもってしても生産者実質負担額は増加しており、こうした生産コストの増加による畜産経営の急激な悪化が危惧されている。
これに対し政府は、国及び配合飼料メーカーや畜産業者などでつくる基金で価格高騰分を補填する異常補填基金の発動基準を平成二十四年十月から引き下げ、何とか前の月の価格を維持しています。しかしながら、依然として配合飼料の価格は一トン当たり五万八千円近くと高い状態です。こうした配合飼料の高騰が、経営に深刻な影響を与えています。